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2008年02月13日

最後まで

いつものようにがっちり冷えた朝の通勤路。

駅へ向かう広い歩道を爆走している車椅子が
視界に入ったのでしょう
すれ違いざまの
見知らぬ女性が大声で
「あら、ワンちゃんは?」

あまりの唐突さにつられて
「これから会社ですから・・・」
スピードはそのままに
振り返りながら笑顔でお応えいたしました。

家の近所では私と
というより
電動車椅子とヨークシャテリアは
セットなようです。

そんな相棒『タム』も
もうすぐ12歳の誕生日を迎えます。
 
ひと月程前から
気になる咳払いを繰り返しているので
久しぶりに病院へ連れて行きました。

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優しい先生を威嚇しながら
なんとか撮らせたレントゲン写真に
写っていたのは・・・
気管の一部分が
本来の太さの1/3程になっているのです。

ヨークシャーテリアにはありがちな疾患だそうですが
どんなに苦しかったのかと思うと
胸が張り裂けそうでした。

「興奮させてはいけませんよ。
 息ができなくなってそのまま亡くなる子もいますから。
 それとダイエットね。
 脂肪の圧迫も負担になるから。」とおしゃった先生は
2種類のお薬を処方してくださいました。

「タムちゃん・・・長生きしてね・・・」
を繰り返しながら
病院から開放されてルンルンな相棒を連れて家に帰り
さっそくお薬を。

ところがオブラート代わりのスライスチーズを
上手に剥がし食べて、
肝心の気管拡張剤と抗生物質を吐き出すのです。

「こらー!!なにやってんよぉぉぉぉ!!」
と言ってハッとし、
「まあ、タムちゃんたらっ♪
    ちゃんと飲まなきゃダ・メ・よ♪」
顔を引きつらせながら
新しい薬をチーズでがっちりと包み直しました。

今までどおり
きっと怒っちゃうけれど・・・
最後まで家で仲良く暮らそうね。

信頼できる獣医さんがいてくださって
本当に感謝しています。
貴方もきっと誰かの支えに!
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投稿者 create : 2008年02月13日 17:29

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